PERとは
項目
- PER (Price Earnings Ratio) 株価収益率
PER (Price Earnings Ratio) 株価収益率
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株価がEPS(1株当たり純利益)の何倍の価値になっているかを示すもの
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現在の株価が、その企業の利益と比べて、割高か、割安かを判断するために使われる
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計算式は
株価 ÷ EPS
で求められる例: 株価1800円でEPSが80円なら、
1800 ÷ 80
でも求めることができ、PERは22.5倍となる。株価が1600円になった場合、PERは20倍になる。
PERからわかること
- PERが大きいほど、その株の株は割高となり、小さいほど割安とわかる
- 同業他社同士のPERを見比べることで、業界中で割安な株を探すことができる
- 過去の実績PERと将来のPERを比較することで、今の株価が割安なのかを測ることができる
注意点
- 何倍なら割高、何倍なら割安という絶対的な基準はない
- PERを使った企業比較は、同業種間で行うのが良いとされる
- 株価上昇への期待が高い企業ほど、割高でも購入する投資家がいるため、PERは高くなる傾向がある。
- 割安だからといって売買で利益が見込めるとは限らない